秋吉台は、日本最大のカルスト台地。国定公園及び特別天然記念物の指定を受けています。500～600ｍ級の山脈に囲まれて盆地状の台地を形成しています。
秋吉台カルスト展望台の2階展望部は円形となり、四季折々の360度の大パノラマを堪能できます。
秋芳洞は、秋吉台の山麓にある東洋一の大鍾乳洞。洞内の観光コースは約1km（総延長10km）、温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく、老人、子どもも快適に探勝できます。

瑠璃光寺の五重塔は、応永6年(1399)の応永の乱で命を落とした大内義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立を計画、嘉吉2年(1442)に落慶したといわれています。全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評されています明治36年に国宝に指定されました。

関門橋は、本州の下関市と九州の北九州市を隔てる関門海峡を跨ぐ自動車専用橋です。 下関側に壇之浦、門司側に和布刈の各パーキングエリアがあり、橋と海峡の展望を楽しむことができます。
唐戸市場は地方卸売市場としては全国的にも珍しい販売形態を行う市場です。農産物の直売所もあり漁業者や農業者が軒を並べて販売しています。金・土・日・祝日には海鮮屋台が出店して、新鮮な海の幸をその場で楽しめます。

青海島は、北長門海岸国定公園を代表する景観の一つで、日本百景に選定されています。また国の名勝および天然記念物に指定されています。本土とは、青海大橋で結ばれ、北岸は日本海の荒波を受けた浸食地形となっており、その奇岩の並び立つ様子は「海上アルプス」とも称されています。
千畳敷は、標高333ｍの高台に広がる草原の地です。眼下には日本海に浮かぶ島々、果てしなく広がる海と空の一大パノラマが展開しています。

萩は、明治維新胎動の地として吉田松陰をはじめ、高杉晋作、伊藤博文など多くの逸材を輩出した地でもあります。松陰神社は、明治23(1890)年に吉田松陰を祀って伊藤博文などにより建てられました。

平成12年度に開通した角島大橋は、離島に架かる橋のうち、無料で渡れる一般道路としては、日本屈指の長さ（1780ｍ）です。この付近は北長門海岸国定公園であるため、特別周囲の景観に配慮をして架けられ、特有のエメラルドグリーンの海をまたぎ、景観と調和した雄姿は、西長門海岸地域随一の景勝地です。